先月、ペイパルを新規購入したことを以下の記事で報告しました。
この記事では、私が米国個別株の売買判断をする際に必ず確認する7項目を使って、ペイパル(PYPL)の銘柄分析を行います。
記事の最後には、どういう状況になったら売却を検討する予定なのかも併せて報告します。
7つの判断基準の考え方の詳細は以下の記事にまとめています。併せてご確認ください。
株価分析結果
私が米国個別株の売買判断をする際に必ず確認する7項目については以下の表のとおりです。
4項目が○となっていますが、本来は購入するに至るような○の数ではありません。
なぜ購入に至ったのかは以下の解説にて説明させていただきます。
項目 | 過去実績(19-22年) | 将来予想(23-24年) | 判定 |
①比較優位性・ブランド力 | PayPal Venmo | 予想不可 | × |
②売上高成長率10%程度以上 | +16% | +8% | ○ |
③純利益成長率10%程度以上 | +0% | +43% | △ |
④営業CF成長率10%程度以上 | +8% | 不明 | ○ |
⑤フリーCF成長率10%程度以上 | +10% | 不明 | ○ |
⑥予想PER40(来期35)程度以下 理想は35(来期30)程度以下 | 18(今期) | 14(来期) | ○ |
⑦その会社が好き (製品を所有など) | サービス利用無し | - | × |
(参考)増配率10%程度以上 | 無配 | 無配 | ー |
○の数 | 4/7 |
解説
またおは以前より、現金からキャッシュレスの流れは世界的に進み、決済関係の企業は今後も伸びるだろうと予想しており、過去にはビザ(V)、マスターカード(MA)、ペイパル(PYPL)、ブロック(SQ)の4社を比較した記事も公表しています。
記事の内容について、ペイパルに関しての部分のみで内容を要約すると、以下の通りです。
- 2021年9月時点の株価が284ドル(現在の約4.7倍)
- 当時の今期PER60倍(現在の約3.3倍)
- PER的に割高であるため購入候補にはしない
またおは、PayPalは利用しておらず、便利さというのは実感できていません。
そのため、今後覇権をとれるような電子決済なのか確信をもって投資するということは出来ません。
しかし、今後世界的に、電子決済自体が伸びるだろうとは予想しており、パイパル(PYPL)はその恩恵を受ける銘柄だろうとは考えています。
そのため、PERが低い現在の株価であれば十分投資するに値するのではないかと考えて購入に至りました。
売り時の検討
またおは、売り時は自分の思い描く成長ストーリーが崩れた時としていますが、今回のペイパル(PYPL)については、成長ストーリーが描けていないので、単純にPERの割安水準が是正されたらとします。具体的には以下のとおりです。
今期のPERが25以上になったらとし、約90ドルまで上昇したら売却を検討
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