米国株 個別株投資初心者向け書籍
今回紹介する書籍は、『お金持ちになるためのバフェット入門』です。
本書は、米国株個別株投資初心者の方向けおすすめ書籍となります。
難しい計算式などが一切出ておらず、図表や、イラストを多分に盛り込むことで、投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの考え方を感覚的に学ぶことが出来ます。
私は、本書を通じて、個別株を買うときの考え方の基礎を学びました。
バフェットは投資の神様
投資初心者の方であればもしかしたウォーレン・バフェットという名前を知らない方も多いでしょう。
本書のタイトルとなっているバフェットとはどういった人物なのかご紹介させていただきます。
バフェットとは
- 今でもForbesが発表する世界の億万長者で10以内に入る大富豪
- バフェットは1970年にバークシャー・ハサウェイの会長へ就任
- バークシャー・ハサウェイは当初繊維事業会社だったが、バフェットにより投資会社へ転身
- 投資会社転身後、株価は約40年間で1万倍以上上昇
- 同40年間の米株価代表指数(S&P500)が年率10.3%上昇に対し、バークシャーハサウェイは年率21.5%で上昇
- 結果、投資の神様と呼ばれている
書籍紹介
本書は、2006年に発売された書籍になります。
そのため、これから読んでみようと思っている人からすれば、ちょっと考え方が古いんじゃないの?と敬遠してしまうのではないでしょうか。
しかし、バフェットは言います。
時代遅れになるような原則は、原則じゃありません。
それでは早速、私が特に心に残った、文章を抜粋することで本書のご紹介とさせていただきます。
バフェットの名言
バフェットの名言から投資の考え方を学ぶ
- 初めから売りを考えて買うような株は10分たりとも持ってはいけない
→株を買ったら「永久保有」を原則とする。
→株式投資も結婚と同じ、事業内容や将来性は時間をかけて調べよう。 - 自分の「能力の輪」を理解していれば投資は成功する
→自分が理解できる会社しか買わない。
→最も重要なことは、自分の能力の輪をどれだけ大きくするかではなく、その輪の境界をどこまできちんと決められるかである。 - 選び抜いた少ない銘柄に資金を投じる
→銘柄数を絞った「フォーカス投資」を行う。
→集中投資で大きな金額を投資することによって真剣みが増し、それが成功へとつながっていく。
バフェットの銘柄選び
バフェットの銘柄選びのポイント
- シンプルでわかりやすい事業を選ぶ
→会社を理解するにはとにかく読みまくり、事業を理解する - 安定して利益をあげている会社を選ぶ
→長期的に安定していて、利益をあげ続けている会社を選ぶ
→特にフリーキャッシュフローに注目する - 将来の見通しが明るい会社を選ぶ
→他社を圧倒するような強みを持っている会社
→比較優位性を「会社を守ってくれる堀」と呼び、強いブランド力、画期的な技術などを持つ会社を選ぶ
読了後 私が買った銘柄
この本を読んで私は、初めて米国個別株を購入しました。(当時2017年5月)
今でも忘れないその初めて買った3銘柄は次の通りです。
銘柄 | 当時株価 | 現在株価(2021.4) |
---|---|---|
アマゾン (AMZN) | 約1000ドル | 約3300ドル |
アルファベット (GOOGL) | 約1000ドル | 約2200ドル |
マイクロソフト (MSFT) | 約70ドル | 約250ドル |
難しいことは書かれてない本書、米国株投資初心者の方は是非お手に取っていただければと思います。
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