こんにちは、米国株投資家のまたおです。
突然ですが、またおは最近危惧していることがあります。
以下、参考に、執筆時点のポートフォリオです。
銘柄選定の理由(ちょっと昔話を…)
なぜ、今回決済企業の銘柄分析を行うことにしたのか、ちょっと昔話をさせていただきます。
興味のない方は、ちゃちゃっと読み飛ばしてください(*- -)(*_ _)ペコリ
またおは、過去にクレジットカード2社(VISA、マスターカード)を保有していましたが、2020年2月に売却しました。
売却した理由は、将来の決済業界の競争激化への危惧や、他銘柄(マイクロソフト)の方がより成長が見込めると考えたためです。
当時のポートフォリオ(個別株分)は下図のとおりですが、1か月後にはマイクロソフト以外を全て売却し、それを全てマイクロソフトの購入資金に充てるという超集中投資に切り替えました。
保有銘柄ということもあり、昔から決済業界のことは調べていました。
クレジットカード業界のビジネスモデルは固定資産が少なく、利益率が高いという、またおの大好きなビジネスモデルです。
VISAやマスターカードは最近株価が軟調ということで、買い時なのではないか??と思い、今回銘柄分析を行うこととしました。
銘柄分析
お待たせしました。本題です。
○比較表で使った指標の選定理由を知りたいという方は以下の記事をご覧ください。
銘柄 | 株価 | 今期予想PER (2021) | 来期予想PER (2022) | 売上成長率 ()内は将来 | 純利益成長率 ()内は将来 |
---|---|---|---|---|---|
V | 224.9 | 38.6 | 31.0 | +10% (+20%) | +21% (+22%) |
MA | 347.4 | 42.7 | 32.6 | +7% (+22%) | +20% (+29%) |
PYPL | 284.3 | 60.4 | 48.7 | +18% (+22%) | +34% (+28%) |
SQ | 247.9 | 131 | 105 | +62% (+83%) | (算出できず) (+122%) |
※株価は2021.9.11時点
※成長率は2017-2020の実績成長率を示します。
※将来成長率は2020-2022のアナリスト予想EPSを用いた成長率を示します。
※各指標は米国版ヤフーファイナンス(クリックすると飛びます)より算出しています。
考察
- ペイパルは急成長していると思っていましたが、意外に成長率が2-30%程度なんですね。そのため、ペイパルはちょっとPER的には割高に感じます。
- VISA、マスターカードは競争激化により、将来の成長はあまり見込めないと思っていましたが、ヤフーファイナンスに載っているアナリストは順調な成長を予想していることが分かりました。
- スクエアは超グロース株で、高いPERに裏付けられた高い成長をしていますね。
購入候補銘柄
- VISA(V)
- マスターカード(MA)
- スクエア(SQ)
またおは、来期のPERが40を超える銘柄は基本購入しておりませんので、現時点での購入候補銘柄は、VISAとマスターカードでになります。そして、最近の軟調な株価を反映し、来季のPERが31~3というのは購入してもいいかなと思う水準になります。(もう少し詳細に調べて購入を本気で検討してみようと思います)
一方で、スクエアの成長力は目を見張るものがあります。
現時点では購入候補には挙がりませんが、監視を続けてみたいと思う銘柄になります。
記事の紹介
もしよろしければ、以下の記事も興味がありましたらご覧ください。
○ApplePayでVISAが使えるようになったことを踏まえたVISAとApple株の今後について分析した記事
○GAFAMを比較した記事です
○PERの調べ方の記事です
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