銘柄分析

【銘柄分析】フェイスブック(FB)株価分析

 この記事では、私が米国個別株の売買判断をする際に必ず確認する7項目を使って、フェイスブック(FB)の銘柄分析を行います。

 7つの判断基準の考え方の詳細は以下の記事にまとめています。併せてご確認ください。

【銘柄分析】米国株個別株検討の際に確認する内容の紹介 米国株個別株の購入を検討する際に、私が必ず確認する内容(指標)についてお話しします。皆様の投資対象を決定する際の参考にしていただければ...

 成長性や割安性などがとても魅力的で、所有したこともありましたが、今は既に売却済みです。
 売却に至った経緯なども織り交ぜながら、今回は銘柄分析を行います。

株価分析結果

 私が米国個別株の売買判断をする際に必ず確認する7項目については以下の表のとおりです。
②から⑥の5項目で判断基準を満足しています。

項目過去実績(17-20年)将来予想(21-22年)判定
①比較優位性・ブランド力Facebook
Instagram
オキュラス
リブラ
②売上高成長率10%程度以上+28%+27%
③純利益成長率10%程度以上+23%+23%
④営業CF成長率10%程度以上+17%不明
⑤フリーCF成長率10%程度以上+11%不明
⑥予想PER40(来期35)程度以下
 理想は35(来期30)程度以下
27(今期)23(来期)
⑦その会社が好き
(製品を所有など)
サービス利用無し×
(参考)増配率10%程度以上無配無配
○の数5/7
※2021年7月10日時点のデータです。(株価 350ドル)

解説

 Facebookと言えば、世界で、28億人以上が利用していると言われている、SNSサービス「Facebook」を展開する企業です。

またお
またお
実は、またおは利用していません。なんか、面倒くさいんですよね。

またこ
またこ
私は利用してるよ♪

またこ
またこ
学生時代の友達とかの近況とか知れて楽しいよ♪

またお
またお
というわけで、今回の記事は、またこに意見を聞きながら作成しました。

期待① 圧倒的なユーザー数

 世界の人口が約77億人であることから、全世界で約28億人が利用しているFacebookは約3.5人に一人が利用しているサービスとなります。
 そのほかにも10億人を突破しているInstagramやワッツアップなどのアプリも展開しています。

 現時点では、これらサービスに対抗するSNSサービスは見当たらないのが現状ではないでしょうか。
 Facebookは、これら利用者によるネットワーク効果もあり、売上、利益ともに毎年20%超の成長を続けています。

期待② 広告ビジネスとの相性が抜群

 広告というのは、人の集まるところに掲載することに価値があります。例えば、渋谷のスクランブル交差点に広告を出すのと、田舎の民家の窓に広告を出すのでは当然、渋谷のスクランブル交差点の方が、広告単価は高くなります。

 さらに、渋谷であれば、若者が多いため、広告も若者をターゲットとした方が効果が高いと考えられます。

 このように、人が集まる場所に、「性別」、「年代」などを踏まえた広告を出せるというのがFacebookやInstagramの強みとなり、WEB広告の分野で圧倒的に稼ぎまくっています。

期待③ 成長率に比べ株価が割安

 これだけの成長をしている企業で、予想PERが30を切るというのは、数字だけ見ると、とても魅力的に思えます。

 今後数年、同じように成長を続けていければ、株価も、利益と比例して上昇することが予想されます。

※PERの調べ方や、割安の判断などについては以下の記事で説明しています。

米国株PER(個別株・S&P500指数)の調べ方 -割高・割安の判断方法まで-  本記事では無料で、口座開設なども行わずに米国株のPERを調べる方法についてご紹介します。 私自身、米国株を始めたての頃はPERの調べ...

不安① SNSの王者であり続けられるか

 FacebookやInstagramはSNSで現在1番利用されているサービスです。

 しかし、私はどうしてもmixiが頭をよぎってしまい、投資することが出来ません。
 (mixiとは、10年前くらいに日本で流行ったSNSサービスです)

不安② 独占禁止法など政府の圧力

 Facebookは、忘れたころに、どこかの国(特にヨーロッパ)や本国アメリカの各州・政府などから独占禁止法(反トラスト法)で訴えられています。

 Facebookなどのビックテック企業は、ライバル企業や技術力の高い企業などを買収することで、自信が成長するとともに、将来ライバルとなりえる企業ををつぶすということをやってきました。

またこ
またこ
結構えげつないことしてるのね(;’∀’)

またお
またお
生き残るためにみんな必至なだけだよ。あと、買収される側も、大手の潤沢な資金が使えたり、既存ユーザーに新サービスを提供できるという魅力もあるよね。


 しかし、これら政府の目が厳しくなるということは、買収の許可が国から下りず、今後の成長の原動力を失うことや、強力なライバルの出現の可能性につながります。また、これら独占禁止法の法廷対応などに時間をとられてしまうというマイナスもあります。

またお
またお
TikTokがアメリカ企業に買収されるという騒動の時、一番相性のよさそうなYouTubeを持つGoogleやFacebookが手を挙げれなかったのは、こういった事情があったようです。

まとめ

またおの見解
  • これまでの成長と、PERから判断すると買いと判断します。
  • しかし、SNSは流行り廃りが早いと私は考えており、今後もSNSの王者でいらえるか確信がないため、長期投資での購入は向かないと考えています。
  • そのため、ポートフォリオの一部に持っておきたい銘柄ではありますが、主力にするには厳しい銘柄と判断します。

他銘柄分析記事

 ほかの銘柄についても、サイドバーのカテゴリーの”銘柄分析”にございますので、併せてご覧ください。
 (以下、リンクも貼っておきます)

またおの米国株投資 ”銘柄分析カテゴリー”

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